アウトドアに挑戦中!インドア派ママの人生いろいろ育児ブログ

アウトドア派パパの趣味に巻き込まれているインドア派ママの育児ブログ。

アシナガバチの巣の駆除とアークテリクスのハードシェル

 

ハチの巣駆除に至るまで

夏休みも半ばに差し掛かり社畜労働の疲れが癒え始めたのも束の間、

アシナガバチさんも猛暑の中せっせと我が家の裏玄関に巣を作っていました。

同情の念はありますがうちや近所の子供たちに何かあっては大変なため

止むを得ず除去することに。

 

ネットを見るといろいろと注意事項が。

  1. 日没後に蜂が巣に帰ってきて活動を停止したタイミングが吉!
  2. 見張りの蜂が眠りにつき大人しくなってから
  3. 遠征している働きバチが全部帰ってきてから一網打尽
  4. 夜は暗いので赤セロファンを付けた電灯で照らす

アシナガバチは夜行性でないため普通の懐中電灯でも可能と書いてある記事もありました。上記の条件を満たすのは日没後2時間後くらいだそうです。

 

早めに裏玄関灯を消し、蜂が寝静まるのを待ちました。

しかし我慢ができずに日没45分くらい、

7時頃に行動を開始してしまいました。

 

装備

殺虫スプレー(蜂用)○○○マグナム

…ロケットランチャーの様な形状で11メートル先の目標まで噴射可能だそうです。

(3-4メートルとも。どっちだよ!!)

 不安になったので2~3メートルの至近距離で発射しました。

結果敵に蜂はしっかり駆除できたので良かったです。

 

アース製薬 ハチアブ マグナムジェット 550mL

アース製薬 ハチアブ マグナムジェット 550mL

 

 

 

服装ゴアテックス!

透湿性能の無駄使い?

別にゴアの必要は皆無ですが60デニールの山用ウェアで蜂の針も通らなそうなので。

下は薄手のパンツの上に愛用アークテリクスのベータAR

上はモンベルサーマラップの上にアークテリクスのゼータLT!!

自分の持ち物で一番防御力高そうな装備で挑みます。

 

いざ駆除‼

真っ暗で何も見えないため、

射程位置に着いたらスマホで

室内待機している父に灯りを付けてもらい私がスプレーするという作戦。

打ち合わせていざ射程位置へ移動。

定位置についてフードをかぶりドローコードを引いて顔とフードの隙間を埋め、

グラブを片方つけてベルクロで袖を密封、

もう片方の手にもグラブをはめる前にスマホで点灯依頼のメッセージを出し、

いつでも噴射できるよう手袋をはめた。

 

が‼一向に灯りがつく気配がない。

もう一度メッセージを送ろうかとも考えましたが

いちいちグラブをハメなおすのも面倒なのでもうちょっと待っていた。

が‼ぜんぜん灯りが付かない。

 

何度も家に向かって声かけをしたが一向に反応がなく

打ち合わせと違うのでイライラしてきた(笑)。

仕方ないのでもう一度スマホでメッセージか、とグラブを外したそのとき

ガラッと窓が開いて

「まだか!」と顔を出した父。

一瞬父の顔めがけて噴射したい気持ちに駆られましたが

こらえて灯りの点灯を促しました。

 

気を取り直して深呼吸、、、

 

マグナムを一気に噴射させた瞬間蜂が飛び出してきました!

 

まず誤算だったのが

マグナムの射程距離。この勢いではせいぜい4メートル。

11メートルは体感的に絶対無理。少し近づいて噴射しました。

 

ふたつめの誤算は時間帯。

もう少し寝静まるのを待っておけば良かった。

驚いた蜂たちがどんどん飛び出してきます。

まるでラピュタのロボットが大量に投下され飛び立つようなシーン。

暗いので飛び立っているのか落っこちているだけなのか判断できません。

 

10秒ほど噴射したころ耳元でブーンと蜂の羽鳴り音が!

我慢してもう五秒ほど噴射を続けましたが怖くなって逃げだしました。

20メートル程走って逃げて止まるとまだ耳元で音が。

ひたすら逃げました。

更に20メートルくらい走り、いなくなったのを確認してから帰宅。

今年は例年と比べ酷暑で、

その中アウター着て全力疾走したせいで汗が吹き出し、

心臓バクバクでしたが、動悸は恐怖のせいかも(笑)。

しかしふと考えると何気なく選んだアークテリクス ゼータのフードに救われた気がします。ドローコードを引っ張ることで顔とフードの隙間が無くなるため結果蜂がウェアの隙間から侵入してくることを防いだのです。隙間が空いてても侵入してこなかったかも知れませんが、安心感は全然違いました。

結果を確認する気になれず。今日は寝ることに。

 

朝起きて恐る恐る確認しに行きました。

結果:全滅

昨晩暗がりで見た蜂の落下動作からの飛翔(ラピュタのロボットチックの)は恐怖心が見せただけで、実際は落下していました。子供達のためとは言え蜂には申し訳ないことをしました。蜂は同じ場所に巣を作る習性があると言います。来年は今回巣が作られた場所にあらかじめ殺虫剤を散布し巣作り自体を防ごうと思います。