毎年の恒例行事と化した高尾山新年ご来光。
今年も行ってきました!
新年のご来光で一番辛いのは眠気との戦い。
正月の元旦から三が日は親戚周りでヘトヘトです。
朝5時半には高尾山口に着いていないといけない為早起きが必要。
しかしそんな眠気も疲れも吹き飛ばしてくれるパワーがご来光には宿っています。
お陰様で今年は八王子の京王プラザホテルに一泊しご来光のハードルが随分下がりました。
京王プラザホテルはJR八王子駅より徒歩二分の距離にあります。
高尾山ご来光のブートキャンプには最適です。
- メリノウールの下着:上(アークテリクスサトロAR)
- メリノウールの下着:下(モンベル スーパーメリノウールタイツ)
- ソフトシェル(マムートアルティメイトフーディ)
- ストレッチパンツ(ミレー)
- 化繊ダウン(アークテリクスアトムLT)
- ネックウォーマー(マムート)
- ヘッドライト(ブラックダイヤモンド)
- ウールの帽子(マムート)
- ウール五本指ソックス(スマートウール)
- ミッドカットの登山靴(トレックスタ)
今回は年末セールで購入した新参者のマムートアルティメイトフーディを試運転します。
高尾山口からはメリノアンダー+アルティメイトフーディのみで行動します。
両方ともペラペラなので零下の早朝行軍に耐えられるかは賭けですが大丈夫でしょう。
最強のソフトシェルですし!
他の装備は好みの問題ですが、少なくともヘッドライトは持参した方が良いです。
ケーブルカーに乗るなら別ですが、
山道入口からケーブルカー到着駅までは灯りが一切ありません
懐中電灯だと片手が塞がってしまうため転倒した時に危ないです。
登山以外でも災害の際に両手が自由になるヘッドライトは何かと重宝します。
是非一家に一台どうぞ!
Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スポット BD81053 デニム
- 出版社/メーカー: BlackDiamond(ブラックダイヤモンド)
- メディア: スポーツ用品
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高尾山口駅から高尾山口へ
現在5時30分。高尾山山道入口に到着。
午前6時からのケーブルカーには既に長蛇の列が!
今日は1月3日なのでまだ30人程度しか並んでいませんでしたが、
元旦は10倍くらい来るそうです。
日の出時間は6時50分。
そこまで余裕はありません。
ケーブルカー終着駅から30分くらいかかります。
もし体力に余裕があるのであれば
もっと早い時間から徒歩での登頂をおすすめします。
高尾山口山道入口より
私は裏の舗装された山道を登って頂上を目指します。
文字通り真っ暗です。
ヘッドライトが大活躍です。
というか無いと足元も何も見えません。
懐中電灯やスマホで照らしている人達もいましたが、
両手が塞がらないヘッドライトは転んだ時も安心です。
10分ほど登ったあたりで暑くなり服を脱ぎます。
- 帽子
- ネックウォーマー
- 化繊ダウン
始まりからしばらくは急勾配のため大量に汗をかきます。
メリノウールの下着とマムートアルティメイトフーディ のみでも十分暖かかったです。
大量の汗は全て体外へ放出。
安物の下着を着た時の様に背中がびしょびしょになったり
風が吹いて汗冷えして凍える想いをすることはありませんでした。
最初から最後までサラサラと快適に楽しめました。
流石はメリノウールアンダー+アルティメイトフーディ
お腹が弱い私は化繊ベストか腹巻を中に着込んでも良かったかもしれません。
高山縦走だったら下痢をしてました。
ケーブルカー到着駅に始発より先に着きました。
やった!
ここまで徒歩で約30分位です。
山頂まで行かずとも楽しめる
ここからは灯りがあるためライトオフでも登れます。
ご来光を目指す人の群れがワラワラと湧いてきました。
ケーブルカー乗り場までの急勾配から打って変わって緩やかになり境内を通ります。
自販機やお団子、お守りなど売店が沢山あります。
境内を抜けると頂上まで行かずともきれいな展望ポイントはいくつもあります。
お年寄りや小さいお子様連れはケーブルカーで移動し、ここら辺でご来光を拝むのも十分有りです。
私も一瞬ここでご来光を見ようかと迷いました。
高尾山山頂
遂に登頂!
山頂には6時20分くらいに着きました。
日の出まであと30分あります。
もうすでに登頂して場所取りしている組が30人も!
でもまだスポットは空いているので座って日の出を待ちます。
じっとしていると急に冷え込むのでここでさっき脱いだ化繊ダウンを羽織って寒さを凌ぎます。
携帯の天気予報アプリでは現在-3℃。山頂は体感的にもっと寒いです。
今日は少し雲掛かっていますがそれはそれでとても綺麗でした。
雲から滲むようにジワジワと染み出してくる赤く煌めく日の光。
何度見ても日の出の瞬間は感動してしまいます。
まるで神様が生まれてくるような神々しさ。
昔の人たちが太陽を神格化した気持ちが分かります。
ケーブルカーでの下山もあり
ご来光を拝んだらそそくさ退散します。
八王子のホテルに妻子をおいてきてしまいました。
最短ルートで、ケーブルカーで帰ります。
ケーブルカーを使えば山頂から高尾山口まで30分で下山可能!
日が昇り、明るくなってもまだまだケーブルカーでの参拝客は増え続けます。
まるで平日の通勤時間帯を髣髴させる超満員のケーブルカーが到着。
まだ休み気分に浸っていたいのに気分ブチ壊しです。
御来光を拝んで
私は朝弱いため、毎回直前までご来光行くか迷います。
目覚ましはセットするのですが、二度寝の快楽に溺れます。
妻子を置いていくのにも後ろめたい気持ちがありますし。。
今朝ももう少しで諦めるところでした。
二度寝の夢の中ではすでに諦めていました。
妻に感謝です。そんな私を優しく起こしてくれて、
せっかくなんだからご来光行っておいでよ!
と気持ちよく送り出してくれました。
マジ感謝です。
お陰様で本年も生まれ変わったように一年頑張れる気がします!